WiMAXやWiMAX 2+といったモバイルブロードバンドサービスで知られるKDDI傘下のUQコミュニケーションズが「UQ Mobile(ユーキューモバイル)」として携帯電話事業に参入することが明らかになりました。安価なスマホの投入も予定されています。詳細は以下から。
携帯電話業界の情報をリークする目的で開設されたアカウントの日本語版「@evleaksJP」によると、UQコミュニケーションズが携帯電話事業に参入し、廉価スマホ「LG G3 Beat」を投入する方針であるそうです。
LG G3 BeatがUQ Mobile(KDDIバリューイネイブラー)に投入される模様です。型番はLG-D722J。
「LG G3 Beat」本体。5インチHD(1280×720)IPS液晶、Snapdragon 400(1.2GHz、クアッドコア)、1GB RAM、800万画素カメラを搭載し、FDD-LTEおよびWiMAX 2+と互換性を持つTD-LTEに対応。画面をダブルタップすれば画面がオンになる「Knock Code」など、LGならではの便利機能を備えています。
なお、割り当てられた周波数帯や採用している通信方式の関係上、UQコミュニケーションズ単体では携帯電話サービスに参入できませんが、au回線を採用した格安MVNOをパートナー企業と共に推進するKDDIの新事業「KDDIバリューイネイブラー(KVE)」を通じて携帯電話事業へと参入する方針。
au回線を用いたMVNOが増えれば増えるほど回線接続料などのコストが引き下げられ、ドコモ回線を用いたMVNOのように低価格化・サービスの多様化を期待できるため、KVEやUQ Mobileの今後を見守りたいところです。