NTTドコモ、KDDIに続いてソフトバンクもVoLTEを開始することを発表しました。
「VoLTE」による音声通話サービスの開始について | ソフトバンクモバイル株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンク
ソフトバンクモバイルのプレスリリースによると、同社は12月13日(土)から予約受付を開始する2014年冬モデル「AQUOS CRYSTAL X」の発売に合わせて「VoLTE(Voice over LTE)」による音声通話サービスを提供するそうです。
すでに携帯各社が告知している通り、VoLTEは高音質な音声通話(HD Voice)を利用できるだけでなく「発着信の時間が従来よりも短縮される」「通話中でも高速データ通信ができる」など、ユーザーの利便性が向上。さらに3Gよりも電波を効率的に利用できるLTE上で音声通話およびデータ通信が完結するため、一度に多くの通信ができるといったメリットもあります。
また、VoLTEに加えて3Gでも「HD Voice(3G)」による高音質な音声通話の提供を開始。VoLTE対応端末間だけでなく、HD Voice(3G)対応端末間およびVoLTEとHD Voice(3G)間でも高音質な音声通話も可能とのこと。
ただしソフトバンクの対応端末同士での通話に限られるほか、VoLTE通話中にLTEから3Gエリアへと切り替わった場合、3G通話の音質に変わります。
なお、「HD Voice(3G)」「VoLTE」対応端末は「AQUOS CRYSTAL X」を皮切りに順次拡大していく予定で、現在発売中の「AQUOS CRYSTAL」も2014年12月以降のソフトウェア更新で対応予定。
これらのサービスに追加料金は発生しませんが、「VoLTE」を利用するためにはオプションサービス(無料)への申し込みが必要とされています。