ソフトバンクモバイルが「トリプルLTE」を展開する意向であることが明らかになりました。
商標出願・登録情報検索(詳細画面)
特許庁の商標出願・登録情報データベースによると、ソフトバンクモバイルが2013年6月3日に「トリプルLTE(トリプルエルテイイイ)」という商標を出願しています。
「商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務」は以下で、主に携帯電話にまつわる商標ということに。
移動体電話又は携帯情報端末を用いた通信・その他の電気通信(放送を除く。),チャット形式による電子掲示板通信及びこれに関する情報の提供,放送,報道をする者に対するニュースの供給,電話機・ファクシミリその他の通信機器の貸与,放送番組の番組表に関する情報の提供すでに同社は2.1GHz帯とイー・モバイルの1.7GHzのLTEをiPhone 5で利用できる「ダブルLTE」を展開していますが、やはり気になるのは「何を追加するのか」という部分。
ソフトバンクモバイルの宮川CTOは2014年以降にプラチナバンド(900MHz帯)を用いたLTEサービスを展開する意向を6月に表明しているため、順当にいけばこちらが「トリプルLTE」となりそうな気がしますが、これではすでに800MHz、1.5GHz、2.1GHzの各帯域でLTEを展開しているNTTドコモやKDDIと単に肩を並べるだけで、今更感がぬぐえません。
Twitter / miyakawa11: プラチナバンド(900MHz)での4G(LTE)提供が無いの …
しかし、同じ6月にはソフトバンクモバイルの特別顧問 松本徹三氏が今年秋に発売されるiPhone 5SがTD-LTE(AXGP)対応となる可能性を示唆。「ダブルLTE」はiPhone向けサービスの呼称であるため、「トリプルLTE」が現行のLTE(FDD-LTE)2つとTD-LTEを組み合わせたものとなるということも十分に考えられそうです。
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