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「バッテリー食うだけだから4Kディスプレイは不要」、スマホメーカー幹部が高解像度化に苦言

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今年にも登場するのではないかとされている、4K(3840×2160)ディスプレイを搭載したスマホ。
「5インチ程度の画面にそこまでの解像度は必要なのか」と思う消費者も少なくないのではと思われますが、どうやらメーカー側も同じ事を考えているようです。詳細は以下から。

モバイル系メディア「fonearena」によると、格安スマホ「Ascend」シリーズや携帯各社向けのモバイルルーターでおなじみの中国メーカー・Huaweiのハンドセット プロダクトライン プレジデント、Kevin Ho氏はスマホへの4Kディスプレイに採用に対し、以下のように述べたそうです。
・大画面での4Kは非常に良いものですが、5~6インチの小さなスマホ画面では、おそらく2K(2560×1440)との違いを見分けることはできません
・4Kディスプレイは従来より多くの電力を必要とするため、スマホのバッテリー寿命が半日程度になる可能性があります。一方で2Kであれば、1日ないしそれ以上のバッテリー寿命になります
・4KはフルHDの4倍の解像度だが、消費電力はおそらくフルHDの4~8倍です。そのため、もし使いたいならバッテリーを妥協しなければなりません
基本的にこれ以上の高解像度化に対する苦言としか受け取れない発言の数々ですが、それでも最先端技術をふんだんに詰め込んだフラッグシップモデルが求められる風潮があるのは事実。
そのためHo氏は「スマホに4Kディスプレイを搭載する機会が一切無いわけではない。しかし、我々の目が違いを見分けられるのかを考える必要がある」とコメントし、あくまで消極的ではあるものの、今後の市場環境など次第では4Kディスプレイを搭載したスマホを発売する可能性があることを示唆しています。
Huawei rules out 4k displays over battery life fears

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