WiMAX 2+の基地局がWiMAXに迫りつつあることが明らかになりました。まもなく下り最大220Mbpsの「ヤ倍速」をスタートさせる同社ですが、対応エリアが急拡大しています。
UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、2月18日(水)にWiMAX 2+の屋外基地局が20000局に達したそうです。また、3月末までにはWiMAX 2+のエリアをWiMAXとほぼ同等のエリアに拡大するとのこと。
基地局数の推移。auスマホ向けにWiMAX 2+サービスが提供された2014年5月ごろには7000局程度でしたが、1年足らずで3倍に拡大。9月から半年足らずで1万局を積み増ししています。
雪の中、「WiMAX 2+ 20000基地局」と書かれたプレートを掲げる野坂社長。吹きっさらしで寒そうですが、いったいどこで撮影したのでしょうか……
なお、UQコミュニケーションズは割り当てられた50MHz幅の周波数帯をWiMAX 2+に20MHz×2、WiMAXに10MHz(従来はWiMAX 2+に20MHz、WiMAXに30MHz)となるよう再編中。20MHzをキャリアアグリゲーションで束ねて、下り最大220Mbpsを実現します。
しかし、新たに発売される4×4 MIMO対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」では、従来の周波数幅(20MHz)で、下り最大220Mbpsの高速通信が利用可能。つまり同モデルでは周波数の再編を待つことなく、3月からほぼ全国のWiMAX 2+エリアでいきなり下り最大220Mbpsサービスを利用できるようになるわけです。
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