いよいよ本日から開催される「コミックマーケット84」。毎日10万人を優に超える参加者が来場するため、どうしても通信が逼迫しがちですが、携帯各社がつながりやすさを維持するためにどのような取り組みを行うのか、対策をまとめてみました。
詳細は以下から。
◆NTTドコモ
コミックマーケット84 | お客様サポート | NTTドコモ
NTTドコモの対策エリア。ビッグサイトや周辺の電波を強化し、エントランスやコンコースに「docomo Wi-Fi」を整備。さらにLTE対応の移動基地局車を投入することでビッグサイトの一部を臨時で強化しています。
今年3月から導入された下り最大75Mbpsの「docomo LTE Xi」に対応した移動基地局車。
◆KDDI
コミックマーケット84|イベント対策|au
KDDIの対策エリア。NTTドコモ同様、国際展示場駅近辺やビッグサイト内に加えて、東館隣の駐車場にLTE対応の車載型基地局を2台導入。早朝から並ぶであろう一般参加者に優しい布陣となっています。
KDDIが投入する予定のLTE対応車載型基地局。
どうやら極地戦仕様らしく、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」装備が施されるようです。
また、通信状況改善のために各種通信モジュールやバッテリーを搭載し、スタンドアローンで「au Wi-Fi SPOT」として機能するだけでなく、臨機応変に自律歩行できる汎用人型決戦兵器「人間Wi-Fi SPOT」も導入。
◆ソフトバンクモバイル
「コミックマーケット84」会場でソフトバンクWi-Fiスポットを大幅に増設 | お知らせ | ソフトバンクモバイル
ソフトバンクモバイルは会場周辺への移動基地局車の配備に加えて、Wi-Fiスポットを強化。ビッグサイト内の一部に加え、国際展示場駅前や東館隣の駐車場で「ソフトバンクWi-Fiスポット」を利用可能です。
Wi-Fi増強を担うのはKDDIの「人間Wi-Fi SPOT」同様、。Wi-Fiアクセスポイントを装備した「Wi-Fi忍者」。バックパックに通信機器を搭載したタイプや、ポールの先にWi-Fiスポットを設置した隠密たちが会場内を歩き回ります。
◆UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)
コミックマーケット84でのWiMAX仮設基地局設置について | UQ WiMAX – ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット
UQコミュニケーションズが強化するエリア。東館横の駐車場だけでなく、新たに国際展示場駅近辺も臨時強化エリアに加えられています。
携帯各社が強固な装備を備えた車載型基地局を投入する中、UQコミュニケーションズは自動車の後ろにアンテナが設置された手作り感満載の「仮設基地局」を配備。稼働時間はコミケ期間中の5:00~18:00となります。
◆イー・モバイル
なお、告知ページは無いものの、イー・モバイルも車載型基地局を導入予定。
また、月額3880円のスマートフォン「GL07S」では7月25日からソフトバンクモバイルの3Gエリア(2.1GHz帯)も利用できるようになっており、エリアが大きく拡大しています。
(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)