「Nexus 7」「Kindle Fire HD」「iPad mini」など、7インチ台の小型タブレットが人気を集める中、12インチという大画面のiPadをAppleが開発していることが明らかになりました。
Samsung, Apple reportedly developing 12-inch and above tablets
この記事によると、AppleやSamsungは12インチを上回るタブレット端末の開発に乗り出しているそうです。
これはタブレット市場が7インチをはじめとした小型モデルで競争が激化しつつあることや、9~10インチモデルは売れ行きが芳しくないことを受けたもので、12インチを上回る大画面モデルを先んじて投入し、新しい市場を獲得することが目的とのこと。
しかしAppleは大画面iPadの投入が11.6インチおよび13.3インチのMacBook Airの売れ行きに影響することを懸念しているため、Samsungがより積極的に取り組んでいるとされています。
なお、昨今はタブレット端末の小型化が進み、「Nexus 7」などの7インチモデルがヒットする一方で、スマートフォンの大型化が進行中。すでに5インチを上回るスマートフォンが相次いで発売されており、6月に発表されたソニーの「Xperia ZU」に至っては6.4インチの超大画面液晶を備えています。
つまり現在のトレンドを考えると、大画面スマートフォンと小型タブレットの需要はいずれ6インチ台のスマートフォンに統合され、大画面タブレットを求める層は12インチを超えるモデルを利用する……という未来が訪れるのかもしれません。
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