他人の無線LANにタダ乗りした男が逮捕されました。詳細は以下から。
報道各社によると、警視庁サイバー犯罪対策課は他人の無線LANを勝手に利用したとして、愛媛県松山市に住む30歳の男を電波法違反容疑で再逮捕したそうです。「タダ乗り」行為の摘発は全国初とのこと。
男は電波法が定める上限の9倍の電波を出力する無線LANアダプタをネットオークションで購入し、解析ソフトを用いて無関係な近隣の家の無線LANのWEPキーを突破。
タダ乗りした無線LANを使って銀行の偽サイトに誘導するメールを不特定多数に送信し、偽サイトから回収したIDやパスワードを用いて自分の口座に送金させる「フィッシング詐欺」の手口などを繰り返し、1600万円をだまし取ったとみられています。
なお、男は「自分の家にある無線LANに接続しているつもりだった」と、容疑を否認しているとされています。
無線LAN「ただ乗り」容疑の男逮捕 全国初の立件 :日本経済新聞
無線LANに「ただ乗り」容疑、全国初の摘発 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
無線LAN:フィッシング詐欺に無断利用 電波法違反容疑 – 毎日新聞
LAN「ただ乗り」を初摘発 パスワード解析して不正接続、容疑で男逮捕 – SankeiBiz(サンケイビズ)