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2005年に国内初のスマートフォンとしてウィルコムから発売された「W-ZERO3」。
Windows Mobile(現Windows Phone)が下火になり、スライド式フルキーボードを搭載した端末も2011年を最後に発売されなくなった今でもW-ZERO3の影を追い求めているユーザーは少なからずいるのではないかと思われますが、なにやら気になるモデルが発売予定であることが明らかになりました。
総務省 電波利用ホームページ | 無線局機器に関する基準認証制度
携帯電話やPHSといった機器などが電波法に定める技術基準に適合しているかを認証する制度「技術基準適合証明」の公示ページによると、「WP-004」と呼ばれるシャープ製端末が2013年4月17日付けで通過しています。
「WP-004」はウィルコムのPHSに加えて、ソフトバンクモバイルが提供するプラチナバンド(900MHz帯)や1.5GHz帯、2.1GHz帯の3Gに対応。さらに下り最大21Mbpsないし42Mbpsの「ULTRA SPEED」も利用できます。
また、無線LANやBluetoothで用いられる帯域もサポートしているため、おそらくはスマートフォンということに。すでに「WX03SH」までがリリースされていることから、正式な型番は「WX04SH」になるのではないかとみられます。
W-ZERO3のスピリットを引き継ぐかと思われていた「DIGNO DUAL WX04K」がお世辞にも高いスペックとはいえなかった上、大手3社が提供する3Gスマートフォンと月額料金がほとんど変わらないことや、テザリング非対応であったなど、いろいろ残念なところがあったため、どうしても期待せざるを得ない「WX04SH」。
願わくばフルキーボード端末であって欲しいところですが、W-ZERO3シリーズ最後のモデルとなった「HYBRID W-ZERO3」ですらテンキー搭載へと変更されていたため、難しいかもしれません。
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