トランシーバーや無線機の新モデルをKDDIが発売することになりました。国内初となるLTEに対応した、一風変わったモデルとなっています。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社は9月からIPトランシーバー「IP500H（iCOM製）」およびIP無線機「IP-T10（iForce製）」を法人向けに発売するそうです。
「IP500H」「IP-T10」は、従来の無線機が持つ多人数への一斉連絡といった特徴はそのままに、人口カバー率99％超を実現したプラチナバンド（800MHz）の「au 4G LTE」に対応。
LTEを利用したVoIPによって、スマートフォンアプリやIPビジネスホンなど、様々な機器と通話できるほか、KDDIのクラウド基盤サービスおよびインターネットを経由しない閉域ネットワークを利用すれば、より安全で秘匿性の高い通話を実現。利用者による無線局免許申請や取得は不要で、警備・運送・イベント会場などの幅広い用途で手軽に活用できます。
また、「IP500H」は防塵・防水対応（IP67）で、従来の無線機と異なり、電話のように同時に会話をしたり、優先順位の高い情報を割り込んで伝えられる「同時通話」「多重通話」に対応。連続使用時間は10時間（送信1：受信1：待受8と想定）となっています。
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