2つの電波を束ねて高速化させる「キャリアアグリゲーション(CA)」を用いて、WiMAX 2+の通信速度を下り最大220Mbpsに引き上げるため、現在WiMAX向けの周波数帯をWiMAX 2+に切り替える作業を行っているUQコミュニケーションズ。
今年初頭の記者発表会で、「切り替えには1年ほどかかる」とコメントされていましたが、驚くほど前倒しされています。詳細は以下から。
WiMAX 2+周波数帯の拡張完了予定について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
UQコミュニケーションズのプレスリリースによると、同社は9月上旬から、これまで周波数帯の拡張を行っていなかった首都圏・京阪神・名古屋・政令指定都市などにおいて、WiMAX 2+の周波数帯拡張を行うそうです。
これにより、9月末にはキャリアアグリゲーションによる下り最大220Mbpsの全国エリア化が完成し、既存のWiMAXは下り最大13.3Mbpsへと減速されるとのこと。
あまりにも急ピッチでの整備ですが、気になるのが9月にエリアを完成させるという部分。
時期的に新型iPhone「iPhone 6s」が大きく関係していると考えざるを得ないわけですが、やはりiPhone 6sのネットワーク面での目玉は「FDD-LTE/TD-LTE双方のキャリアアグリゲーションへの対応」となるのでしょうか。
【iPhone 6sはFDD/TD-LTEのキャリアアグリゲーション両対応か、UQがWiMAX 2+の220Mbps化を9月に完了】を全て見る