Appleが満を持して発売したウェアラブルデバイス「Apple Watch」の販売台数が予想を大きく下回る可能性が浮上しています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Apple Watchの2015年の販売台数は900~1200万台と推定されるそうです。これは今年3月に部品メーカー関係者が予想していた生産台数(1500~2000万台)のわずか半数~6割程度。
Appleは9月上旬に行われた発表会において、Apple Watchのアドバンテージとして、FacebookメッセンジャーやGoProとの連携など、1万におよぶアプリを利用できるようになる点を打ち出していますが、これらのほとんどはAndroid Wearを採用したウェアラブルデバイスでもできること。
カラーバリエーションやバンドの追加といったテコ入れが行われているものの、「Apple Watchならでは」を実現するキラーアプリの欠如が需要の伸びを妨げていると考えられています。
Digitimes Research: Apple Watch unit sales in 2015 estimated at 9-12 million