電力会社と提携した「電気とのセット割引」導入が取りざたされているNTTドコモが、生命保険とのセット割引を導入する方針であることが明らかになりました。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは日本生命と提携し、ドコモショップ約2400店で生命保険の販売を始めるそうです。
これはドコモが保険代理店となり、ショップ内に販売カウンターを設置する方式を採用するもので、保険業法に定められた専門の資格を持ったスタッフが接客。
保険商品は金融庁による認可が必要なため、原則として自由に値引きできませんが、専用の生命保険や通信プランを日本生命と共同開発することも視野に入れ、携帯料金と保険料を一緒に請求し支払えるようにするとのこと。
さらにドコモの健康アプリで歩数や消費カロリー数を管理し、健康状況に応じて料金を値引くサービスなども検討しており、詳細は週内に発表されるとしています。
ドコモ、店頭で日生の保険販売 一体で割引も :日本経済新聞
・2015年10月21日追記
報道発表資料 : 乗合の生命保険募集代理業務を開始 | お知らせ | NTTドコモ
NTTドコモの報道発表によると、同社は2016年度第2四半期から乗合の生命保険募集代理業務を開始し、ドコモショップで生命保険を取り扱うそうです。
複数の保険会社の商品取り扱いを予定しており、保険募集代理業務の事業立ち上げやスタッフの育成、安定的な業務運営体制の整備などに関し、日本生命と中長期にわたって事業提携関係を構築することで本日合意。
まず数十店舗のドコモショップで取り扱いを開始し、順次拡大する予定であるほか、これまで提供してきたヘルスケア関連の商品やサービスなどと連携した新しい保険商品、保険サービスの検討も行うとしています。