スマホ事業の不振を巻き返すべく、シェア拡大路線から収益性を追求する路線へとシフトするために、ハイエンドへ注力するよう舵を切っているソニーが、Xperiaシリーズの新機種を大幅に削減する予定であることが報じられています。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」などの報道によると、ソニーモバイルが2016年に投入する新機種を大幅に削減し、台湾での研究開発チームを解散する可能性があるそうです。
ソニーはハイエンドモデルとして例年5~8機種のXperiaシリーズを展開してきましたが、2015年には5モデルへと収束。2016年には2機種のみになるとしており、今まで製造を委託していたFoxconn ElectronicsからArima CommunicationsおよびCompal Electronicsへと委託先を変えることが明かされています。
なお、「Xperia Z5 Premium」のように、特定の機種をベースにしたプレミアムモデルの開発や、わずかながらもミドルレンジ~エントリークラスの投入も検討されているとのこと。
しかし今までソニーが国内にはハイエンドモデルしか投入してこなかったことを考えると、来年のXperiaシリーズはモデル数が絞り込まれることになりそうです。
Sony to focus on a smaller Xperia portfolio in 2016? | Xperia Blog
Sony Mobile to reduce smartphone models for 2016