防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧耐久、塩水耐久性能に加えて、大型プラントや化学工場などの可燃性のガス、蒸気が存在する場所でも使用できる防爆規格に準拠した極地戦用の大画面スマホを京セラが開発しました。
同社初の「ファブレット(一般的に5インチ台後半以上のスマホを指す)」となります。詳細は以下から。
アメリカで通信端末を販売する京セラのグループ会社、KYOCERA Communications, Inc.のプレスリリースによると、同社はAT&T向けの新製品として、高耐久性能を備えた5.7インチ液晶搭載のファブレット「DuraForce XD」を製品化したそうです。
これが「DuraForce XD」本体。5.7インチHD(1280×720)IPS液晶にSnapdragon 400(1.6GHz、クアッドコア)、2GB RAM/16GB ROM(microSDXC対応)、カメラ(背面800万画素、前面200万画素)、3700mAhバッテリーなどを備えており、OSのバージョンはAndroid 5.1。
DuraForce XDは防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧耐久、塩水耐久性能についてアメリカ国防総省が定める規格(MIL-STD-810G)に準拠しています。
さらに可燃性ガスなどが存在する場所において、異常時に端末が原因となって爆発を引き起こすことを防ぐ防爆規格【Non-incendive, Class I, Division 2, Group A-D, T4】にも準拠しており、日常生活からアウトドア、過酷なビジネス環境下まで、安心して利用できることをうたっています。
また、法人契約者向け機能として4G LTEおよびWi-Fi ネットワークを使ったプッシュトゥトークサービスに対応。大音量デュアルフロントスピーカーや端末側面に専用トークボタンを搭載することで、屋外などの騒がしい場所でも快適に通話できます。
なお、京セラは米国国防総省規格MIL-STD-810Gに準拠し、IPX5/8の防水性能およびIP6Xの防塵性能を備えたフィーチャーフォン「DuraForce XE」も開発。こちらもDuraForce XD同様、防爆規格にも準拠しているのが特徴です。
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