タイのリゾート地・ホアヒンのビーチで日本人男性とみられる一団が全裸になったことが、公然わいせつ事件として国際問題になりかねない状況であることを先日Buzzap!でお伝えしましたが、本日、該当する日本企業が謝罪しました。詳細は以下から。
これが本日になって公開された(PDFファイル)謝罪文。社員が全裸になったことを認めた上で、謝罪しています。
関係者 各位「メンバーの一部」とありますが、実際の写真(クリックするとモザイクが外れます)では10人どころの騒ぎではなく、問題視されるのもやむを得ない光景に。
弊社メンバーによるタイホアヒンでの騒動のお詫び
急啓 平素は、格別のご高配を賜り、お礼申し上げます。この度、弊社メンバーが平成 28 年 3 月に実施したタイ王国への旅行に際しまして、タイ中部のリゾート地ホアヒンにあるホテルの浜辺にて当社のメンバーの一部が泥酔して全裸となっていたことが判明しました。
関係者の皆様をはじめ、世間をお騒がせして、誠に申し訳ございませんでした。
特に、旅行先の解放感でタガが緩み、深く考えることなく、タイ王国の国民の方々の名誉感情を害する行いに至りましたこと、
深く反省し、心よりお詫び申し上げます。今後、同様のことが無いよう、メンバーの教育を徹底して参る所存でございます。甚だ簡単ではありますが、まずは、弊社謝意の不祥事のお詫びと再発防止のお約束まで申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
草 々
平成 28 年 3 月 10 日
株式会社 DYM
代表取締役社長 水谷 佑毅
Kapookdotcomさん: “https://t.co/mUubqdNyLc https://t.co/A0btOv6wB3″
なお、今回謝罪文を公開した株式会社DYMの主な業務は、ネット上の誹謗中傷・風評被害対策。
公式サイトでは巨大掲示板群・2ちゃんねるに不利な内容が掲載された場合に対策する「2ちゃんねるスレッド一括削除サービス」なるものを紹介。しかし実際にスレッドが削除されるのではなく、ひたすらスレッドを意味のない発言で埋め立てる業者であったことが2012年に判明しています。
また、風評被害に対する実績として、『会社名を検索すると「悪徳」、「詐欺」等の2chスレッドが続出していた』などの事例に対策したことなども挙げています。
自民党議員のスキャンダルを思わせる「悪質なサイト」の対策に成功し、見事当選させたという例も。それはそうと、そのスキャンダルは本当に事実無根なのでしょうか……?
ネット炎上のエキスパートとして自らのサービスを売り込む企業が、国際問題になりかねない勢いで炎上してしまったという、なんとも収まりの悪い今回の事件。やはりこれらの報道についても、自社に不利な内容として「対策」されてしまうのでしょうか。