最新のモバイル向けプロセッサ「Cherry Trail」を採用したにもかかわらず、1万円ほどで買える格安Windowsタブレット「Vido W8X」を以前Buzzap!で取り上げましたが、実際に触ってみる機会があったので、レビューをお届けします。
※Buzzap!読者限定で本体価格がさらに割り引かれる特別クーポンもあります。詳細は以下から。
これが「Vido W8X」の箱。
中身は本体とUSB→microUSB変換ケーブル変換ケーブル、ユーザーマニュアル、保証書のみと、限りなくシンプルです。
Vido W8Xは8インチディスプレイを搭載。ギリギリ片手で持つことができるサイズです。
前面上部にはSkypeのビデオチャットなどに利用できる200万画素カメラ。
下部には押すとホーム画面に戻れるWindowsキーがあります。
背面はこんな感じ。
上部には200万画素背面カメラやヘッドホン端子、microHDMI、microUSB端子。microHDMIケーブルで接続すれば4K動画の出力も可能です。
背面カメラは200万画素。1280×720のHD動画を撮影することもできます。
写真の画質はこんな感じ。
電源ボタン、ボリュームボタンはサイドに。
スピーカーは背面に1つ。
なお、Vido W8Xは技適マークを取得していないため、今回は無線による通信は行わず、LANをmicroUSBに変換するアダプタで有線接続してレビューを行うことにしました。
電源を入れたところはこんな感じ。画面解像度は1280×800です。
もちろんOSの設定から日本語を選べば、日本語化できます。
日本語化するとこの通り。
IntelのCherry Trailこと「Atom x5-Z8300(クアッドコア、1.44~1.84GHz)」に2GB RAM、32GB ROMを搭載したVido W8X。国内で同じ性能の最安モデル(マウスコンピューターの「WN802」)が4月11日現在、2万4242円で販売されていることを考えると、1万円程度で買えるVido W8Xのコストパフォーマンスの良さが際立ちます。
ちなみにOSをクリーンインストールし直し、日本語設定やWindows Updateを終えた直後のストレージ空き容量はおよそ10GB超。コンテンツをガンガン入れて楽しみたいのであれば、別途microSDXCカードを買った方が良さそうです。
では実際、Vido W8Xの性能はどれほどのものなのでしょうか。1万円のタブレットに過度の期待をするのは良くないと思いつつも、あえて人気オンラインRPG「ドラゴンクエスト10」のベンチマークソフトを走らせてみました。
最低でもCore 2 Duo 1.6GHz相当の処理能力が必要とされているだけに、タブレットでは難しそうな予感がします。
ダメもとで低品質、640×480の環境に設定してみたところ……
ベンチマークソフトが無事走りました。
気になる結果は「普通(スコア3420)」。予想以上に高いスコアに驚かされました。
1280×720にすると「やや重い(スコア2129)」になりましたが、プレイ可能に。「出先でもドラクエをやりたい!」というニーズには完全に応えてくれるようです。
ブラウジングはこんな感じ。有線LAN→microUSB変換アダプタを使っているため、データ通信に時間が取られたものの、特段問題無く利用できます。
YouTubeのHD画質動画もスムーズに再生できました。動画再生能力も特に問題ありません。なお、Cherry Trailでは新たに「H.265」のデコードにも対応しています。
ほかにも出先で各種ファイルを閲覧できるWord MobileやExcel Mobile、PowerPoint Mobileなどのアプリもプリインストール。
もちろんOne DriveやSkypeといったマイクロソフトのサービスを積極的に利用することもできます。
このように十分実用に堪える性能であることが分かるVido W8X。国内で販売されているタブレットより圧倒的に安く買えることもあって、コストパフォーマンスの高さは折り紙付きです。
なお、通販サイト「GearBest.com」ではBuzzap!読者を対象に、特別クーポンを提供中。サイトにログインした状態でVido W8Xをカートに入れ、クーポンコード「w8XJUN」を入力すると、本体価格が8701円(4月11日時点の通常価格は1万95円)にまで割り引かれます。
Vido W8X Tablet PC-88.86 and Free Shipping| GearBest.com
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