スマホの通信速度が一気に向上することが明らかになりました。詳細は以下から。
朝日新聞社の報道によると、総務省の有識者会議が5月24日に新技術の使用を認める答申を出したそうです。
具体的には複数の周波数帯を束ねることで高速化する「キャリアアグリゲーション」を送信時にも使用できるようにすることで、上りの通信速度を最大2倍にするとのこと。
また、受信時に「256QAM」と呼ばれる変調方式を採用することで、下りの通信速度が最大1.33倍になることで、さらに高速通信が可能に。総務省は8月にも省令改正などの手続きを終える方針とされています。
おそらく2016年秋モデル発売に合わせてサービスが開始されるとみられるこれらの通信技術。報道では「いずれの技術も実際に使うには新しい端末が必要で、各社は8月以降に発売するスマホに新機能を導入するとみられる」とされています。
しかし今夏発売の「Xperia X Performance」「Galaxy S7 edge」などが備えている「Snapdragon 820」は256QAMおよび送信時キャリアアグリゲーションをサポートしているだけに、何らかの対応を期待したいところです。
スマホ通信速度、夏にも最大2倍 周波数複数組み合わせ:朝日新聞デジタル