格安スマホの勢力図を塗り替えそうな「Huawei P9 Lite」の国内発売を発表したHuaweiが、今度はSIMフリーのタブレットを発表しました。
Huawei P9 Lite同様、群を抜いたコストパフォーマンスを実現した、驚くべきモデルとなっています。詳細は以下から。
これが7月8日(金)発売予定のMediaPad T2 7.0 Pro。色の彩度を最大20%強化する独自開発の画像最適化技術「ClariVu」や目を守るブルーライトカット機能、太陽の下でも見やすいよう輝度とコントラストを自動で最適に調整する機能などを備えた7インチWUXGA(1920×1200)IPS液晶を搭載したAndroid 5.1タブレット。
Snapdragon 615(1.7GHz×4、1.0GHz×4)に2GB RAM/16GB ROM、1300万画素背面カメラ、500万画素前面カメラ、4360mAhバッテリー、指紋センサー、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、Nano-SIMスロットなどを搭載。
気になる対応通信方式はW-CDMA(B1/6/8/19)、FDD-LTE(B1/3/8/19/26/28)、TD-LTE(B41)。SIMフリーモデルにありがちなドコモやソフトバンク回線だけでなく、auのプラチナバンドLTEやWiMAX 2+までサポートしています。
また、Wi-Fi対応モデルで10インチの「MediaPad T2 10.0 Pro」も6月24日(金)に発売。指紋認証センサーが無くなり、カメラが背面800万画素、前面200万画素になるものの、6660mAhバッテリーやIEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LANにBluetooth 4.1、GPSなどを採用。いずれのモデルも市場想定価格2万4980円です。
◆実はとんでもないコストパフォーマンス
2万円台半ばでWUXGA(1920×1200)液晶にそこそこのプロセッサ、タブレット向けとは思えない画素数のカメラ……と、ただでさえコストパフォーマンスが高いMediaPad T2 7.0 Pro。
そして大手価格情報サイト「価格.com」によると、2万円~3万円台前半で販売されているASUSやLenovoなどのSIMフリータブレットはエントリー向けのプロセッサ「Snapdragon 210」を備えたモデルなどが多く、お世辞にも実用的とは言えません。
そのため、ミドルレンジクラスの性能を2万4980円で実現したMediaPad T2 7.0 Proは、同じSIMフリータブレットの中でも圧倒的にコストパフォーマンスが高いと言わざるを得ず、さらにプラチナバンドLTEを含む携帯各社のネットワークもほぼ網羅できているため、もはやこれ以外の選択肢はありえないと言っても過言では無いわけです。