任天堂の次世代ゲーム機「NX」の量産時期や仕様が明らかになりました。詳細は以下から。
台湾メディア・DIGITIMESの報道によると、任天堂は2016年第3四半期に次世代ゲーム機「NX」の試作を開始し、第4四半期早期には量産に取りかかるそうです。
初期生産分の40%以上をFoxconn、残りをミツミ電機およびホシデンが製造するほか、NANDフラッシュメモリをMacronix International、CMOSイメージセンサーの設計をPixart Imagingが担当するとのこと。さらにプロセッサとしてNVIDIAのTegra X1を採用するとしています。
Tegra X1プロセッサ。スマホやタブレットと同じARMベースの8コアCPU(A57×4、A53×4)および256コア(NVIDIA Maxwell)GPUから構成されており、最新のH.265形式の4K動画や120Hzの滑らかなフルHD映像を表現可能。かつてモバイル市場で苦汁を舐めたNVIDIA肝入りのスーパーチップです。
また、CMOSイメージセンサーを搭載する点から、NXにはカメラが搭載されることも明らかに。つまりNXはスマホやタブレットと限りなく近いハードウェア構成となるため、ポケモンGOや今後任天堂がスマホ向けに提供する予定のアプリをプレイできる端末になると目されます。