日本で初めてAndroidスマホが発売された2009年から7年が経過した今年、スマホのOS戦争は完全に決着してしまいました。詳細は以下から。
これは2009年からのスマホのOSシェアを比較したグラフ。2009年時点ではSymbian OS、BlackBerryが過半を占め、30%に満たないシェアの中でiOS・Windows Mobile、Androidが競り合っていましたが、2016年にはAndroidが85.2%、iOSが13.8%を占め、残りのたった1%をWindowsなどのOSが分けあっています。
Windows以外にもTizenやFirefox OSなど、さまざまな可能性があった「第3のOS」。しかしいずれのプラットフォームも第三極として定着することはなく終わってしまいました。
エントリーモデルでも比較的快適に動作するWindows Phoneが新興国市場などでシェアを伸ばしたこともありましたが、技術革新でそこそこ動くスマホを安価に製造できるようになった今、対応アプリの多いAndroidが圧倒的なシェアを獲得するようになってしまったのは、仕方が無いことかもしれません。
Chart: The Smartphone Platform War Is Over | Statista