先ほどソニーがIFA2016のプレスカンファレンスで正式発表した「Xperia XZ」の解説をお届けします。詳細は以下から。
これがXperia XZ。5.2インチフルHD(1920×1080)のトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。前面カメラはXperia Z Performanceと同じ1300万画素です。
2300万画素の背面カメラは今までのXperiaシリーズでもおなじみの1/2.3インチExmor RS、24mm広角Gレンズ、そして映像処理エンジン「BIONZ for mobile」の3つを搭載。
しかし今回から新たにPDAF(位相差AF)対応CMOSセンサー、レーザーAFセンサー、RGBC-IR(赤外線)対応のカラーセンサーを組み合わせた「トリプルイメージセンサーテクノロジー」を採用しています。
これにより正しい色合いで撮影できるだけでなく、高速にピントを合わせられるようになります。
さらにスマホとしては世界初の5軸手ブレ補正「SteadyShot」を備えることで、写真・動画を問わず、よりキレイかつ鮮明な写真撮影を実現。また、夏モデル「Xperia X Performance」で搭載を見送られた4K動画撮影機能が復活しました。
ようやくマニュアルフォーカス、シャッタースピードのコントロールも可能に。
バッテリーは2900mAhに。アメリカのQnovo社のバッテリー制御技術により、Xperia Z2比でバッテリーの寿命を約2倍にすることができます。
もちろんキャップレス防水性能も搭載。
ボディのデザインにも手が加えられました。
夏発売のXperia X Performance(Xperia XP)とざっくり比較するとこんな感じ。Xperia XPがXperia Z5と比べてあまり進化しなかったこともあり、見れば見るほど「Xperia X Performanceとは何だったのか……」と思える内容です。
ディスプレイ、プロセッサ、ROM/RAM、前面カメラ:ほぼ同じ
背面カメラ:Xperia XZからトリプルイメージセンサーテクノロジー、5軸手ブレ補正採用
バッテリー:Xperia XP(2700mAh)→Xperia XZ(2900mAh)
4K動画撮影:Xperia XP(なし)→Xperia XZ(あり)
マニュアル撮影機能:Xperia XZからマニュアルフォーカス、シャッター速度調整対応
カメラ周りが大きく進化した、文字通り冬モデルの本命となりそうなXperia XZ。携帯各社のフラッグシップ機に名を連ねることとなりそうです。
◆Xperia XZ(10月発売予定)
ディスプレイ:5.2インチフルHD(1920×1080)
プロセッサ: Snapdragon 820
RAM/ROM:3GB/32GB eMMC
背面カメラ:1/2.3インチExmor RS、24mm広角レンズ採用2300万画素(ISO最大12800)
前面カメラ:F2.0、1/3.06インチExmor RS採用1300万画素(ISO最大6400)
バッテリー:2900mAh
充電端子:USB Type-C
防水・防塵:IP65/IP68
SIM:NanoSIM、デュアルSIMモデルもラインナップ予定
Xperia XZ Official Site – Sony Mobile (UK)
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