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「スマホを充電しないまま寝てしまった」「ポケモンGOをプレイしていたらあっという間に電池が切れた」「旅行先でナビアプリ使いながら写真撮りまくったら電池が切れそうで不安」といった時に活躍するのがモバイルバッテリー。しかし昨今はスマホのバッテリーが大容量化したこともあり、高速充電をうたうモデルを使っても、なかなか充電が終わりません。
そんな中、圧倒的な高速充電を可能にする安価なモバイルバッテリーが登場したのでレビューをお届けします。詳細は以下から。
◆手のひらサイズのコンパクトボディ
これが今回レビューするモバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 10000 QC」の外箱。箱の時点で手のひらに載るコンパクトサイズです。
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クアルコムの「Quick Charge 3.0」に対応していることを示すロゴがプリントされています。
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さっそく開けてみたところ。中にはAnker PowerCore Speed 10000 QC本体とトラベルポーチ、microUSBケーブル、利用ガイド、2つ折の紙が入っています。
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2つ折の紙には「使ってみてハッピーに感じたら、是非この製品を友達や家族に紹介したり、ウェブにレビューを掲載してあげてね」と促す内容と……
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もし不具合などがあった場合に連絡する、サポートの番号などが記されています。
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利用ガイドの注意書き部分。「モバイルバッテリーの寿命を長く保つために、少なくとも4ヶ月に一度使用および満充電して下さい」と書かれています。
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◆Anker PowerCore 10000との違いは?
Anker PowerCore Speed 10000 QC本体。手のひらサイズのコンパクトボディで、サイズは約100×63×22mm、重さ約198グラム。iPhone 7を3回以上、Galaxy S6を2回以上充電できる10000mAh以上・QC対応のモバイルバッテリーとしては世界最小、最軽量です。
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背面下部にはQuick Charge 3.0(QC 3.0)のロゴ。QC 3.0は最大24W(5~8V/3A、8~10V/2.4A、10~12V/2A)出力により、約35分で最大80%まで急速充電できる規格で、非対応端末であっても機器に応じて充電速度を最適化するAnkerの独自技術「PowerIQ」と「VoltageBoost」によって5V/2.4Aの高速充電が可能です。
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USBポート部分はブルー。
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Amazon.co.jpでベストセラー1位となったQC非対応モデル「Anker PowerCore 10000」と比較するとこんな感じ。本体の厚みなどは変わりませんが、長辺がやや長くなっています。
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Anker PowerCore 10000同様、4段階のバッテリー残量ランプと確認ボタンを採用。
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◆スマホを新調するなら持っておきたい一品、もちろんQC 2.0対応機でも急速充電
Quick Charge 3.0は今年発売されたGalaxy、Xperiaなどのハイエンドモデルを中心に普及し始めており、格安スマホでもZenfone 3 Deluxeなどがサポート。これからスマホを新調する予定があるのであれば、いざという時のためにも、「Anker PowerCore Speed 10000 QC」を選んでおいて損はありません。
また、Buzzap!で検証してみたところ、1つ前の規格となる「Quick Charge 2.0」対応機についても、急速充電できることが確認済み。昨年までに発売されたGalaxyやXperia、AQUOS、arrowsなどのハイエンドモデルを利用しているユーザーも、充電速度の高速化を期待できます。
QC 2.0対応のZenfone 2を充電してみたところ。電池残量メーターの部分に、急速充電中であることを示す「+」のマークが点灯しています。
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なお、2016年10月22日現在、Anker PowerCore Speed 10000 QCの本体価格はAnker PowerCore 10000より300円だけ高い2999円。Quick Chargeの恩恵を受けられないiPhoneユーザーでなければ、検討してみる価値はあると思われます。
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