2015年からauが展開する「三太郎」シリーズが、今年もCM好感度1位に輝いたことが明らかになりました。好感度上位には携帯会社が立ち並ぶなど、興味深い結果となっています。詳細は以下から。
KDDIおよびCM総合研究所のプレスリリースによると、2016年度のCM好感度ランキングにおいて、auが2年連続、史上最高水準のスコアを叩き出して1位となったそうです。なんと23ヶ月連続1位の記録も更新しているとのこと。
【au】三太郎スペシャルページ | au
携帯各社のCM好感度ランキングを並べるとこんな感じ。白戸家が10年目を迎えるソフトバンクは2位で、前年9位だったドコモは一気に3位に。4位は「なめ猫」が登場するシリーズが好調だったワイモバイルです。
1位:au
2位:ソフトバンク
3位:NTTドコモ
4位:ワイモバイル
ドコモの順位が急に上がったことからも分かるように、誰からも嫌われない、万人受けを目指した「手堅い」「無難な」CMよりも、個性的なものが好まれる風潮が顕著となった今回のランキング。
しかし一方でキャラクター選びやシチュエーションを間違えると、「原作に敬意を感じない」「不快」などと非難の声が寄せられ、すぐさま公開中止となったソフトバンクの「元セーラームーン」CMのような事態となってしまうため、企業や広告代理店は引き続き神経をとがらせ続けることになりそうです。
「”三太郎”シリーズ」のauが2年連続受賞! 2016年度CM好感度No.1銘柄に選出 | 2016年 | KDDI株式会社
2016年度 ヒットCM動向 | ニュースリリース | CM総合研究所・東京企画