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ついにiPadが失速、タブレット市場でもAndroid優勢に

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先日スマートフォン市場でAndroidが8割のシェアを獲得したことをお伝えしましたが、当面Appleの独壇場が続くと思われていたタブレット市場でも同様の事態となりました。
また、Androidタブレットの代表格「Nexus 7」シリーズの売れ行きも明らかになっています。詳細は以下から。

Android Growth Drives Another Strong Quarter for the Worldwide Tablet Market, According to IDC
調査会社「IDC」がまとめたレポートによると、2013年第3四半期(7~9月)のタブレット出荷台数は前年同期比36.7%増の4760万台に達したそうです。これはiOSが失速し、Windowsが苦戦を強いられる中でAndroidタブレットが飛躍的に伸びたことを受けたもの。
メーカー別シェア。1位のAppleの出荷台数が前年同期比0.6%しか伸びない一方で、SamsungやASUS、Lenovo、Acerが大きく成長。タブレット市場全体が拡大する中、流れに乗れない格好となったAppleはシェアを前年同期の40.2%から29.6%にまで下げています。

ちなみにASUSの出荷台数は350万台でAppleの出荷台数の約4分の1に。あくまで「MeMOPad」などを含む数字であるため、「Nexus 7」シリーズはそれほど売れているわけではないことが分かります。
なお、Androidタブレットが多勢を占める結果となったものの、安価なモデルの「できることが限られる」という点はユーザーの満足度にも影響を与えるため、出荷台数が長期的な成功を裏付けるものではないとIDCのリサーチ・ディレクター、Tom Mainelli氏はコメント。
また、最新モデル「iPad Air」や「iPad mini Retinaモデル」の登場により、Appleは第4四半期に堅調な成長を見せると想定しています。

(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)


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