ソフトバンクが5Gについて、気になる発表を行いました。詳細は以下から。
ソフトバンクおよびスプリント、クアルコムが連名で発表したプレスリリースによると、3社は2.5GHz帯(Band 41)において、3GPPの「NR(New Radio)規格」を含めた第5世代移動通信システム(5G)技術を共同開発することで合意したそうです。
詳細は3社から後日発表する予定で、2019年後半にも同規格に対応する商用サービスと端末の提供を予定しているとのこと。
なお、Band 41は現在TD-LTE互換の「AXGP」が提供されている帯域。理論上の通信速度最大値を引き上げるのではなく、実効速度を向上させるアプローチとして、「Massive MIMO」の導入が進められています。
NR規格は新たな無線通信規格のことを指すため、新規格がAXGPとの下位互換性を保持しない、あるいはBand 41の一部の周波数帯だけAXGP、残りを5G……と分けるなどしないのであれば、あと2年半後には同帯域でのAXGP提供が終了することになりそうです。