今年初めには「早ければ5月」とみられていたZenfone 4の発売時期が、ずれ込む可能性が浮上しました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、ASUSの2017年第1四半期の純利益が2011年第3四半期以来最低水準となったそうです。
新型スマホ「Zenfone 4」の生産は5月に開始され、7月~9月に台湾および海外市場に出荷する予定のため、2017年第2四半期のASUSのスマホおよびタブレットの収益は20~25%落ち込むとのこと。
なお、現在Pegatronに製造を委託している「ZenWatch」シリーズの出荷量が月5000~6000台程度にとどまっているため、新機種開発を終了させる可能性が高いとされています。
4月発売だったZenfone 2に対し、Zenfone 3が10月発売にずれこんでしまったことを考えると、少し前倒しできたものの、今度はiPhoneの発売時期とぶつかるおそれがあるZenfone 4。
発売時期が定まらない背景には、主に中国メーカーの隆盛によるスマホの部品価格高騰や、最新プロセッサが大手メーカーに対して優先的に供給されていることなどがあるとみられます。