「フラッグシップスマホの発売時期をなるべく新型iPhoneと被らないようにする」
iPhoneの話題に埋もれてしまわないよう、スマホメーカー各社はそんな処世術を選んできましたが、大きく潮目が変わることになりそうです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Huaweiは新型iPhoneの発売にあえてぶつける形で「Huawei Mate 10」の9月発売を予定しているそうです。
HuaweiのコンシューマービジネスグループCEO・Richard Yu氏は先日、Mate 10がバッテリー寿命と写真撮影能力、処理速度、デザインにおいて新たなイノベーションおよび機能を導入することを明かしています。
具体的にはTSMCの10nm FinFET技術を採用した最新プロセッサ「Kirin 970(ARM Cortex-A73 4コア+A53 4コア)」やジャパンディスプレイが開発した18:9、6インチ液晶「FULL ACTIVE」を採用するとのこと。
なお、Huaweiは2017年上半期にMate 9シリーズ850万台、P10シリーズ600万台を含む7300万台のスマートフォンを出荷するなど好調。満を持してAppleとガチンコ勝負を繰り広げることになります。