「パタリロ!」「ラシャーヌ!」「アスタロト」などで知られ、最近では「翔んで埼玉」が30年の時を経て大ヒットした漫画家・魔夜峰央の娘の山田マリエが本格的な漫画家デビューを果たしました。
魔夜峰央がエッセイマンガ「親バカ日誌」で娘の描いたイラストを公開した際から、その才能の片鱗は見えていましたが、満を持してのデビューとなります。詳細は以下から。
コミックエッセイを中心に公開しているマンガサイト「コココミ」によると、本日8月30日から山田マリエのエッセイ「魔夜の娘はお腐り申しあげて」が無料で公開されています。
魔夜の娘はお腐り申しあげて|無料小説ならエブリスタ
「魔夜峰央を父に持った娘はいかにして腐女子となったか」「実は父親が描いてきた『美少年』よりもガチムチ系の方が好き」などが赤裸々に語られる、非常に興味深いエッセイマンガとなっている同作。
特に幼い頃、父親から「トーマの心臓」と「風と木の詩」を必ず読むよう薦められたというエピソードは「さすが」と言わざるを得ず、「パタリロ!」がヒットした当時の美少年ブームから現代のボーイズラブにつながる文化史を紐解く上でも参考になるため、一読をお勧めします。