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ついにドコモ回線に本格対応した中華スマホ「Ulefone T1」レビュー、6GB RAMやデュアルカメラ搭載でコスパは絶大

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国内市場のスマホとは比べものにならないほどコストパフォーマンスに優れたモデルが数多く存在する中華スマホ。
今までは「国内で使える周波数をカバーしきれていない」という点が弱点だったわけですが、建物の中でもつながりやすいドコモのプラチナバンドLTEはもちろん、世界の大半のモバイル回線をサポートしたとんでもないモデルが登場したのでレビューをお届けします。詳細は以下から。

これが今回解説する「Ulefone T1」の外箱。なかなかの大きさです。

箱を開けてみたところ。「THE PHONE COVERS 90% OF MOBILE NETWORKS AROUND THE GLOBE(このスマホは地球上の90%のモバイル回線をカバーしています)」というさりげなくすごい文言が小さく書かれています。

それではさっそく中身をチェック。

おしゃれな赤いUSB Type-Cケーブルに……

microUSBをType-Cに変換するアダプタも。既存の充電器などを使い回すことができます。

5V/7V/9V/2A、12V/1.5A出力に対応した急速充電器。プラグが海外仕様でしたが、通販サイト「Banggood.com」で買うと日本用の変換プラグが同梱されていました。


説明書に保証書、保護ケース、保護シート、スマホリングまで同梱。なかなかの過保護っぷりです。

それではまずUlefone T1本体のスペックをおさらい。5.5インチフルHD(1920×1080)液晶にMediaTekのHelio P25、6GB RAM/64GB ROMなどを備えたAndroid 7.0スマホです。


背面カメラはSamsungのISOCELLを採用した1600万画素カメラおよび500万画素カメラのデュアルカメラ構成。PDAF(像面位相差オートフォーカス)によって高速にピント合わせができるだけでなく、ボケ効果も演出できます。

バッテリー容量は一般的なスマホ(3000mAh)より少し多い3680mAh。9V/2Aの「PE+2.0」で急速充電が可能です。

USB Type-C端子を採用

左側面にSIMカードスロット

右側面に電源、音量ボタンがあります。

上部にはイヤホンジャックがあります。

さっそく電源を入れてみたところ。

もちろん日本語を選ぶことができます。

画面下部にあるホームボタン 兼 指紋センサーを使ってロックすることも。

電源を入れたところ。至って普通のAndroidスマホです。

地味にうれしいのが「キー配列を変更できる」という点。利き手に合わせて戻るボタンなどを配置できます。

2GB RAM/16GB ROMしか搭載していないにもかかわらず「マチガイない」とうたう某スマホと異なり、6GB RAM/64GB ROMを備えたことで、メモリにもストレージにもかなり余裕があるUlefone T1。アプリ本体やキャッシュがストレージを圧迫して「容量が足りません」という表示が出る心配もありません。

AnTuTUベンチマークのスコアは64765。Zenfone 3をはじめとしたSnapdragon 625スマホ程度と考えて良さそうです。

実際に触ってみたところ。特に引っかかることもなく、「普通に使えるスマホ」といった印象です。

便利機能としてスマホの使いすぎを防げるスケジュールに沿って電源を自動でオン、オフにできる機能や画面オフの際に特定の機能やアプリを直接立ち上げることができる「オフスクリーンジェスチャー機能」なども搭載。3本の指で画面をなぞるだけでスクリーンショットも撮れます。



フルHD動画の撮影や最大1600万画素の写真撮影が可能。シャッター音の有無を選ぶこともできます。


露出やISO感度だけでなく、彩度やコントラストまで切り替えることができる珍しいプロカメラ機能を採用。

もちろんデュアルカメラを使ったボケ効果も利用できます。


実際にボケ効果を試してみたイメージはこんな感じ。標準撮影→ボケ効果オン→ボケ効果最大の順番です。


単純なハードウェア性能だけでなく、機能面でも充実している「Ulefone T1」。しかし最も評価すべきポイントは「ドコモのプラチナバンドLTEに対応した」という点。技適マークの問題があるものの、3G(W-CDMA 2100/1900/1700/850/900MHz)、4G(FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20、TD-LTE B38/B39/B40/B41)と、幅広い通信方式および周波数帯をサポートしています。

なお、以下の通販サイト「Banggood.com」におけるUlefone T1の本体価格は2万5763円。
建物の中でもつながりやすいドコモのプラチナバンドLTEを使える上、コストパフォーマンスに定評ある「HUAWEI P10 lite」よりも安くてRAM/ROM容量は2倍、おまけにカメラもデュアルカメラという、とんでもない割安っぷりとなっています。
Ulefone T1 Global Version 5.5 Inch 6GB RAM 64GB ROM MTK Helio P25 Octa core 4G Smartphone Sale – Banggood.com

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