「Zenfone」や「Zenbook」といった高いコストパフォーマンスを実現したノートパソコンやタブレット、スマホなどを手がけるASUS。
実は同社製品には「リアルで各種サポートを受けられる拠点がない」という弱点がありましたが、3月2日(金)にオープンする日本初の来店型店舗「ASUS store Akasaka」がなかなかすごいことになっているので、レポートをお届けします。詳細は以下から。
◆都内中心部に日本初の来店型店舗「ASUS store Akasaka」オープン
明日オープンする「ASUS store Akasaka」の最寄り駅は東京メトロ赤坂見附。11番出口エレベーターを上がってすぐにあります。
ビックカメラ赤坂見附店、日本初のフーターズが目印。官公庁ひしめくエリアですが、渋谷・新宿などからのアクセスも抜群です。
「ASUS store Akasaka」は赤坂ノアビル1階にあります。
報道関係者向けに先行公開された店内の様子はこんな感じ。
ノートパソコンやスマホなど、同社の主力商品を実際に触って体験できます。
◆販売店舗と修理拠点が一体化した、国内初の試み
「ASUS store Akasaka」最大の魅力を分かりやすく解説。困ったことがあった場合、直接製品を持ち込んでサポートを受けることができる同店では、あらかじめオンラインで来店予約することも可能。忙しい時でも待たされずに済みます。
実際に店舗のスタッフとフェイス・トゥ・フェイスで困ったことを相談できるのが同店のありがたいところ。サポートダイヤルがつながるのを待って故障状況を伝え、宅配便で送付して……という面倒さから解放されます。
同店で受けられるサービスはノートパソコン、タブレット、Zenfone、ZenWatchシリーズの修理。有償サービスとして代替機の貸し出しも行われます。なお、ゲーミングノートについては詳細な検証が必要になるため修理センターに転送する仕組み。同店が窓口になるため、面倒な発送・受け取りに困る心配はありません。
「通常修理は国内で販売されたASUS製品に限る」とされていますが、これは保証や技適などの問題によるもの。「海外モデルは門前払い」というわけではないため、困ったらまず相談しに行くのがオススメです。
◆最速1時間でのバッテリー交換サービスも提供へ
今回、特別に報道関係者向けに併設された修理拠点の中を見せてもらえることになりました。
これが修理ブースの様子。修理センターでASUS製品の修理を担当していたスタッフが常駐しています。
もともとZenfoneにはバッテリーの劣化を抑える技術が採用されていますが、劣化が進んでしまった場合、同店で交換してもらうことができます。オープン時点では電池交換の際に本体の検証を行うため、ユーザーに1~1.5営業日ほど待ってもらう必要がありますが、年内に最速1時間でのバッテリー交換サービスを提供するとしています。
Zenbookの修理の様子はこんな感じ。
物理的な修理だけでなく、動作の検証なども行われます。
◆純正オプション品の販売や充電サービスも
そしてモバイルユーザーにとって非常に魅力的なのが「ASUS store Akasakaに行けば純正オプション品が買える」という点。ある日突然使えなくなるとものすごく困る割に、家電量販店でなかなか買えない「ノートパソコンのACアダプタ」なども、同店ではすぐ手に入れることができます。
さらに充電サービスも提供。充電用アダプタまで貸してくれるため、「バッテリーが切れそう!モバイルバッテリーもACアダプタもない!」といった時でも、もう心配ありません。
店頭では台湾東部地震への義援金募集も。募金するとオリジナルステッカーを1枚もらえます。
先日発表された「Zenfone 5」など、同社の最新製品をいち早く体験できる拠点としても期待できそうなASUS store Akasaka。
赤坂にリアル店舗を出店した背景にはブランディングの意味合いもあるとみられますが、フェイス・トゥ・フェイスで迅速なサポートを受けられるようにするのは「ユーザーのASUSに対する愛着を深める」という意味でもきっと価値があるはず。
同店が起動に乗り、ASUSのユーザーコミュニティが好ましい形で拡大していくことを祈るばかりです。
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