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中国メーカー各社が折りたためる有機ELパネル開発、ポスト液晶は日本の一人負け確定か

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どうやら日本のメーカーが有機EL分野で日の目を見ることはないようです。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、中国のパネルメーカー各社が「China Information Technology Expo 2018(CITE 2018)」において、有機ELパネルのプロトタイプをこぞって展示したそうです。
BOE Technologyが展示したのは曲率半径5R、解像度2048×1536画素(QXGA)の7.6インチモデル。10万回の折りたたみに耐えることができるタイプで、折りたたんでいる時は電話機、展開するとタブレットとして利用できるというもの。
Visionoxは少なくとも20万回折りたためる曲率半径6Rの7.2インチパネルを展示したほか、Tianma Micro-electronicsは曲率半径3R、2880×1440ピクセル(WQHD)の5.99インチパネルを展示。Tianmaのパネルは明らかにハイエンドスマホを狙ったものであることが分かります。
さらにEverDisplayも曲率半径3R、5.5インチフルHD(1920×1080)の折りたたみパネルを展示。なんと折りたためるだけでなく、湾曲したロールタイプのパネルも展示したとされています。
すでに付加価値の高い折りたたみタイプの有機ELの生産にこぎつけている中国メーカー各社。
投資規模も莫大で、そう遠くないうちにトップをひた走る韓国勢と殴り合うことになるとみられるため、製造コストを圧倒的に引き下げられるようになるなどの逆転劇がない限り、日本勢の出番はなさそうです。

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