デジカメを日本に普及させるきっかけを作ったカシオのデジカメ事業が終息します。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、カシオはコンパクトデジタルカメラから撤退する方針を固めたそうです。
これはスマホの普及で2013年度に190万台弱だったカシオのデジタルカメラ出荷台数が2016年度には67万台まで急減するなど、事業環境が急速に悪化していることを受けたもの。
今後の市場拡大が見込めないと見切りを付け、高付加価値なカメラ製品に特化する方針とされています。
なお、カシオは1995年にコンパクトデジカメ「QV-10」で初めて一般向けに発売。当時の画素数は25万画素と、VGA解像度を下回る画質でした。
カシオの歴史 | カシオの歴史 | CASIO
2002年からは「EXILIM(エクシリム)」シリーズを展開。今はなき同社の携帯電話にもブランド名が冠されていました。