KDDIが2018年au夏モデルとして、同社初となるソニーのプレミアムスマホ「Xperia XZ2 Premium」と「Xperia XZ2」を発表したので、レビューをお届けします。詳細は以下から。
◆Xperia XZ2 Premium
まずはXperia XZ2 Premium。HDR対応の5.8インチ4KトリルミナスディスプレイにSnapdragon 845、6GB RAM、64GB UFS ROM、3400mAhバッテリーを備えた名実ともにフラッグシップモデルで、世界で初めて4K HDR動画の撮影、再生を単独で完結できるスマホになりました。
底面がラウンド化したことで、大画面ながらもかなり持ちやすくなりました。
背面カメラはメインカメラ（25mm・F1.8の広角Gレンズに1.22μmピクセルの1/2.3インチExmor RS for mobile、1900万画素）とモノクロカメラ（F1.6のGレンズに1.55μmピクセルの1/2.3インチExmor RS for mobile、1200万画素）のデュアルカメラ構成になりました。
新たに開発した2眼カメラと「Fusion image signal processor」を採用することでISO感度12800での動画撮影（人間の目のISO感度は1600程度）を実現したほか、ISO感度は51200での写真撮影を可能に。フロントカメラも22mm・F2.0の広角レンズに1/3.06インチExmor RS for mobile、5軸手ブレ補正対応の1300万画素と、充実した仕様です。
DSEE HX、クリアオーディオプラスなど、今までのXperiaで培われてきた機能も。
デュアルカメラを使ったアプローチについては、残念ながらムービー撮影機能のみの公開に。
Xperia XZと比べると、その差は歴然です。
実際に触ってみたところ。
カラバリは2色
スペックシート
◆Xperia XZ2
Xpera XZ2は18:9のフルディスプレイ化を実現。Xperia XZ2 PremiumともどもSnapdragon 845採用のハイエンド機で、画面の大型化によってより重要視されるようになった本体のホールド感を、背面をラウンドさせることで実現しました。
実際に触ってみたところ。
なお、Xperia XZ2 Premium、Xperia XZ2ともども世界初の4K HDR動画撮影対応や「X-Reality for mobile」「Dynamic Contrast Enhancer」で動画のHDR品質へのアップコンバートを実現したほか、「S-FORCEフロントサラウンド」によって、Xperia史上最大音量となったステレオスピーカーの音に広がりを持たせたモデルに。
USB 3.1（5Gbps）やUSB PD、Quick Charge 3.0に対応したUSB Type-C端子やIP65/68の防水性能を備えたほか、オーディオデータを分析して本体を揺らす新搭載の「Dynamic Vibration System（ダイナミックバイブレーションシステム）」やQiを使ったワイヤレス充電によって、新たな価値も提供しています。
・Xperia XZ2 Premium
ディスプレイ：5.8インチ4K（3840×2160）液晶
プロセッサ：Snapdragon 845
メモリ、ストレージ：6GB、64GB
背面カメラ：1900万画素＋1200万画素（モノクロ）
前面カメラ：1300万画素
バッテリー容量：3400mAh
・Xperia XZ2
ディスプレイ：5.7インチフルHD+（2160×1080）液晶
プロセッサ：Snapdragon 845
メモリ、ストレージ：4GB、64GB
背面カメラ：1900万画素
前面カメラ：500万画素
バッテリー容量：3060mAh