昨年売れに売れた「Huawei P10 lite」の後継機種というだけあって、格安スマホ各社が色めき立つどころか、auがキャリアモデルとして発売するまでになった「Huawei P20 lite」。
今回は以前レビューをお届けしたUQ mobile版の使い勝手をもう少し掘り下げてみることにしました。詳細は以下から。
◆UQ版Huawei P20 liteをおさらい
まずはUQ mobile版「Huawei P20 lite(6月15日発売)」をおさらい。5.84インチフルHD+(2160×1080)液晶にKirin 659、4GB RAM、32GB ROMを備えたエントリースマホで、前面には1600万画素カメラ、背面には1600万画素+200万画素(被写界深度用)デュアルカメラを搭載しています。
カラーバリエーションは3色。
人によって好みが分かれるノッチは隠せます。
au版を触ってみたところ。エントリーモデルとはいえ、快適に動いてくれるのはさすがHuaweiといったところです。
なお、以前お届けしたレビュー記事ではHuawei nova 2やnova lite 2、P10 liteとの比較も掲載。「どれを買えばいいのか分からない」という人は要チェックです。
◆もう少し中身に迫ってみた
いよいよ2日後に迫った発売を控え、Buzzap!編集部ではもう少しHuawei P20 liteの中身に迫ってみることにしました。
フルディスプレイにデュアルカメラ、キレイな自分撮りを実現する1600万画素カメラ……と、格安スマホでありながらトレンドをしっかり押さえているHuawei P20 lite。
カメラ機能も充実しており、マニュアル撮影できる「プロ写真」モードをはじめとした、さまざまな撮影モードを選ぶことができます。
動画すらマニュアル撮影が可能。長秒露光で幻想的な写真を撮影できる「ライトペインティング」を使えば「テールライトトレイル」「ライトグラフィティ」なども撮影できます。
しかし手持ちでの長秒露光は至難の業。比較的ぶれずに撮影できた写真でこのクオリティのため、スマホ用の三脚などを用意したいところです。
そしてやはり気になるのは性能。AnTuTuベンチマークのスコアを測定してみたところ、スコアは87080でした。
エントリーモデルというよりミドルレンジに近いスコアを叩き出したHuawei P20 lite。
メモリ容量なども底上げされているため、十分普段使いできる1台です。
スコア測定の様子。
AnTuTuベンチマーク、3D MARKのスコアはこんな感じ。
◆お昼でも快適に通信できるUQ mobile版
格安スマホ各社から発売されるHuawei P20 lite。あえてUQ mobile版を買うメリットは、ひとえにその通信速度です。
通信速度が1Mbpsを割り込むなど、格安スマホ各社がストレスフルになりがちな平日昼の12時台。12時を過ぎたばかりの通信速度は15~30Mbpsでした。
最も遅くなる12時半前後ですら高速なまま。ただただ快適です。
なお、本体代込みの月額料金は3218円(5分以内の通話定額、データ通信2GB込み)から。口座振替やauかんたん決済を利用できるため、クレジットカードを持っていなくても問題なく契約できる点もアドバンテージです。