同性カップルに対して家族割を提供する流れが、MVNOにも波及しています。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが、UQ mobileの家族割に関するページ。同社の家族割は子回線契約者の月額基本料金が毎月500円(2年間で1万2000円)割り引かれるというものです。
UQ家族割|【公式】UQ mobile|UQコミュニケーションズ
家族割が適用される条件。同性パートナーシップを証明する書類を提示しても家族割が適用されます。
「一体いつから家族割が適用されていたのだろう」と思っていると、UQコミュニケーションズのCSRページにその答えが。
ダイバーシティ推進の取り組み|【公式】UQコミュニケーションズ
同社はダイバーシティ推進の取り組みとして、働き方の見直しや育児・介護支援、障害者雇用などを手がけていますが……
LGBTへの配慮として、2017年6月から同性パートナーに対して家族割を提供しています。実に1年前から行われている取り組みです。
総務省の強力な後押しで一気に700以上の事業者が参入してしまったため、UQ mobileが同性パートナーに家族割を提供する唯一のMVNOかどうかを確定するのは至難の業。
しかしBuzzap!編集部で軽く調べてみても、「楽天モバイル」「mineo」「IIJmio」といった大手を含め、同性パートナー向けに家族割を提供しているMVNOが見当たらなかったことを考えると、おそらくUQ mobileが初とみられます。
複数回線割引・家族割引・パケットギフト | mineo(マイネオ)
7月に人口272万人を抱える大阪市が導入し、名古屋市も続く可能性が浮上したことで、1000万人近い人口をカバーする可能性が見えてきた同性パートナーシップ制度。
この流れにいち早く乗ったUQの取り組みは評価されるべきだと思われます。