韓国市場に電撃参入を果たし、同国で圧倒的なシェアを誇るSamsungの牙城を崩しにかかったXiaomiが、台湾にも手を伸ばしました。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、Xiaomiが台湾市場に注力するため、一気に3機種を投入したそうです。
投入されたのはSnapdragon 845搭載のハイエンドモデル「Xiaomi Mi8」とミドルレンジの「Xiaomi Mi A2」、そしてエントリーモデルの「Xiaomi Redmi 6」。
最も高価な「Mi 8」ですら13999台湾ドル(約5万1000円)と安価で、同じプロセッサを備えたASUSの高コスパスマホ「ZenFone 5Z(14990台湾ドル、約5万5000円)」と真っ正面からぶつかる形に。
23900台湾ドル(約8万7000円)の「HTC U12+」に至っては勝負にならない価格差となっています。
なお、台湾のスマホ販売台数は4月が49万台、5月は52万台、6月は45万1000台と低迷中。
にもかかわらずオンラインでのXiaomiスマホの販売台数は2018年第2四半期に150%増加するなど伸びを見せており、すべてのセグメント向けにコストパフォーマンスの高い新機種を投入することで、一挙に台湾市場を席巻しようとしています。