Galaxyシリーズで知られるSamsungが2画面を活用したスマートフォンの特許を申請していたことが明らかになりました。しかしながらあまりにもどこかで見たことがある内容となっています。詳細は以下から。
Samsung Invents Dual Display Smartphones Reflecting New User Interfaces and Modes of Operation – Patent Bolt
これがSamsungがアメリカに特許申請した「2画面スマートフォン」の概要。どことなくニンテンドーDSを思い起こさせなくもない、非常にユニークなデザインです。
2画面を縦横、好きな方向で使える上、ディスプレイごとに異なる役割を割り当てることで「何かを調べながらメールを打つ」など、さまざまな利用シーンが実現します。
もちろん2枚を1つの大画面スクリーンとして利用することも可能。
デザインはこんな感じ。折りたたむときはそれぞれの画面が外側を向くことになります。
そのため、軽く畳んだ状態で卓上に置き、映像コンテンツなどを楽しむことも可能。
なかなか面白いコンセプトではありますが、どうしても気にならざるを得ないのが、この特許が今年1月に発表されたNEC製スマートフォン「MEDIAS W N-05E」と全く同じ内容であるという部分。驚くことに筐体の仕様や、利用シーンなどがそのままです。
もちろんスタンドスタイルでの利用も同じ。
なお、この特許が出願されたのは「MEDIAS W」が発売される1年前、2012年の第1四半期のこと。恐ろしいほどの重複っぷりですが、今後この特許がアメリカで認められ、同様の製品が発売される可能性はあるのでしょうか……?
(関連リンク、拡大画像を参照できるオリジナルの記事はこちらです)