携帯電話メーカー各社が5インチ台の大型スマートフォンをリリースする中、画面サイズにほとんど手を加えてこなかったAppleですが、かねてから報じられてきた「大画面版iPhone」が前倒しで展開される可能性が浮上しました。詳細は以下から。
Apple large-size tablet rumored for launch in October 2014
台湾メディア「DIGITIMES」が部品メーカー関係者の話として報じたところによると、Appleは従来よりも大きな画面に加え、20nmプロセスを採用したTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)製のプロセッサを備えた新型iPhoneを投入する計画であるとされているそうです。
発売時期は2014年5月ごろになるとのことで、現行のiPhone 5s/5cの直接の後継機種「iPhone 6(仮)」シリーズとして展開されるのかは不明。しかしプロセッサの製造プロセスが最新の「Apple A7(28nmプロセス採用)」よりも微細化されるのであれば、最新プロセッサをいち早く搭載したモデルになると考えられます。
また、Appleは北米の教育市場をターゲットに、12.9インチないし13.3インチの大画面を採用したiPadをリリースする方針であることもウワサされており、採用するプロセッサによってはiPadではなく、MacBook Airの代替になるのではないかと推測されているとのこと。
なお、AppleだけでなくSamsungも12~13インチタブレットの展開を検討しており、大手メーカー2社が相次いで大画面タブレットを投入することで、Ultrabookの需要に大きな影響を与えるとみられています。
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