テレビアニメ5シリーズ、劇場アニメ5本、OVAとドラマCDが2シリーズずつ、コンシューマーゲーム5本……など、破竹のメディアミックス展開を繰り広げた、ライトノベルの金字塔的作品「スレイヤーズ」。
実に18年ぶりとなる本編16巻「アテッサの邂逅」が発売前日にはAmazonから在庫が消え、Kindleのベストセラー1位にも輝いたことを先日お伝えしましたが、発売日当日の今日、人気の根強さを知らしめる出来事が起きました。詳細は以下から。
本の販売動向を現役書店員が知らせるブログ「本屋さん戒厳令」によると、本日発売されたスレイヤーズ最新刊「アテッサの邂逅」が勤務先の書店で完売し、昼過ぎには版元の出版社・KADOKAWAからも在庫が無くなったそうです。
同じく当日に完売した三省堂書店海老名店もKADOKAWAに在庫が無いことを認めた上で、「次回入荷未定」と案内しています。
発売当日に完売が相次いだことで、「最新巻を手にすることができなかった」などの声がSNSでは上がっており、「スレイヤーズ難民」が生まれる事態に。いかに復活を望んでいたファンが多かったのかがよく分かるエピソードではないでしょうか。
なお、今回完売した初回生産分はカバーがリバーシブル仕様で、裏面には昔の富士見ファンタジア文庫の表紙と同じ装丁を採用。往年のファンにとってあまりにもうれしい特典のため、どうしても手に入れたいのであれば本屋を探し回るほかなさそうです。