ついにauの3Gが終わる日が発表されました。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社は2022年3月末をもってauの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を終了するそうです。
CDMA 1X WINは2003年11月に提供開始されたサービスで、「4G LTE」および音声通話を含めてLTEネットワークで完結する「au VoLTE」の普及に伴って利用者数が減少中。
サービス提供終了に伴い3G端末およびau VoLTE非対応機種が利用できなくなるため、機種変更を促されています。
利用できなくなる3G端末一覧。3G対応のauケータイすべてだけでなく、「Android au」で鮮烈なデビューを果たしたIS03なども対象に。
4G LTE対応であってもau VoLTEをサポートしていない(=通話に3Gを使う)スマホも利用できなくなります。
なお、本日より上記の機種利用者が機種変更する際の契約事務手数料が無料になるほか、auないし他社のケータイユーザーがスマホへ機種変ないし乗り換えする場合に月額1000円を12ヶ月間割り引く「ケータイ→auスマホ割」を提供。
auピタットプラン (スーパーカケホ) であれば月々980円から利用できるほか、60歳以上のユーザーが対象機種(サービス提供時点ではBASIO3、LG it)へと機種変更する場合、月額1000円が永年割り引かれる「カケホ割60」も提供。
両方の割引を適用できるユーザーの場合、国内通話が24時間かけ放題となる「auピタットプラン (カケホ)」が月々980円 (12ヶ月間、2年目以降は1980円) から利用できるようになります。
採用したCDMA2000方式がLTEとの相性が悪く、「3G回線で通話中にデータ通信ができない」などの弱点があったことから、いち早くプラチナバンドを使った全国規模でのLTE整備に取り組み、3Gを使わずとも音声・データ通信を完結できるようにしたau。
サービス終了にはあと3年半ほどありますが、これは車載機器などの通信モジュールが影響しているものとみられます。
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