ZTEに続き、Huaweiにアメリカが制裁を科す可能性が浮上しました。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、カナダ司法省は1日、Huawei創業者の娘である孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕したそうです。
逮捕容疑は明かされていませんが、アメリカが身柄の引き渡しを求めているとのこと。
背景としてアメリカの知財を用いた製品の輸出が禁じられているイランに対し、Huaweiが違法に輸出を行った疑いが上げられています。
なお、昨今スマホシェア2位に上りつめたことで注目を集めたHuaweiですが、実は基地局インフラでは世界シェア1位。
新興国にスマホやルーターなどの各種機器、基地局および各種インフラを一括納入できる世界でも数少ない企業で、4Gおよび5Gにおけるフロントランナー的な位置付けです。
もしZTEのような制裁を受けることになれば相当の打撃となるHuawei。その場合、5Gの研究開発を共同で進めている日本の携帯各社にも影響が及ぶため、今後が非常に気になるところです。