排除問題で揺れる中、Huaweiが日本市場に向けてメッセージを表明しました。詳細は以下から。
◆Huaweiのメッセージとは?
Huawei公式ページに掲載された「ファーウェイ・ジャパンより 日本の皆様へ」というメッセージ。
同社が事業を展開するすべての国や地域の法規制や国際電気通信規格を遵守してきたこと、サイバーセキュリティとプライバシー保護への取り組みは最重要事項であること、これまでにいかなる政府や機関からも技術へのアクセスを要求されたことがない純粋な民間企業であることを解説しています。
「余計なもの」報道も事実無根と否定。日本法人は2011年に経団連入りを果たし、1000名の従業員のうち75%を現地採用したこと、東日本大震災の際にネットワークの復旧に尽力したことなどを挙げ、日本市場に貢献してきました。
日本の対中輸出額の4%に相当する6700億円の部品調達を日本企業から行ってきたほか、エントリーからハイエンドモデルまで幅広く手がけるHuawei。政府が進める通信料金の低廉化にも一役買っているのが現状です。
◆Huawei公式アカウントに心ない言葉を浴びせる人たちに思うこと
なお、ここで少し振り返っておきたいのが、Huaweiに対するネットでの反応。
とりわけ公式ツイッターアカウントへの風当たりは強く、クリスマスプレゼント企画のツイートにすら……
悪意や敵意を剥き出しにしたリプライが数多く寄せられています。記事中では紹介できませんが、目を背けたくなるような罵声もあります。
焚き付けたのはもちろんフジの「余計なもの」報道です。
このようにHuawei公式PRアカウントには敵意・悪意を剥き出しにしたリプライが一定数寄せられていますが、アカウントの「中の人」は、おそらく現地採用された日本人ないしPR会社のスタッフです。
「根拠が明示されていない報道を元に、日本人が日本人に罵声を浴びせる」という光景は、はたしていつまで続くのでしょうか。
コメントを見る