まだ二年契約や残債が一部残っていたとしても、乗り換える価値はあります。詳細は以下から。
◆泣いても笑っても最後になりそうなMNP争奪戦
まずここで確認しておきたいのが、今後の携帯電話業界の動向。先日もお伝えしたとおり、今夏から電気通信事業法が改正され、端末の販売と通信契約が完全に分離されます。
要はスマホ本体の割引がなくなる代わりに通信料金が下がる仕組みを導入するわけですが、本体価格が高騰し続ける中で割り引きがなくなるため、スマホ買い換えの金銭的なハードルは今後上がるとみられます。
つまりスマホ本体代を安く抑えたいなら、この春商戦で移動しておいたほうが賢明です。
なお、Buzzap!編集部で携帯電話販売店などに確認して回ったところ、「乗り換えるなら(大幅割引の施策が打ちやすい)3月中が望ましい」とのこと。文字通り今月が最後のチャンスです。
◆「スマホ一括0円」で最も得するのはau
また、大手3社は「iPhone 8」「iPhone XR」「Galaxy S9」「Xperia XZ2」などを中心に、大手家電量販店でMNP大幅割引を実施中。機種や加入するプラン・サービス次第で「MNP一括0円」も夢ではない状況で、特に土日などが狙い目だそうです。
しかし一口に「一括0円」といっても、ランニングコストは携帯各社で異なるのが現状。携帯各社の最安プラン(光回線とのセット割引なし)を比べてみた限り、auが圧倒的に安くなっています。
・NTTドコモ
シンプルプラン(980円)+spモード(300円)+ベーシックパック(2900円~)=月額4180円
・au
auピタットプラン(シンプル、2980円)-スマホ応援割(1000円)=月額1980円(2年目から2980円)
・ソフトバンク
ミニモンスター(3980円)-1年おトク割(1000円)=月額2980円(2年目から3980円)
さらにauではピタットプランとWiMAX 2+ルーターを組み合わせることで、モバイルデータ通信を抑えつつ実質「使い放題」の大容量通信も可能に。スマホとのセット割引「auスマートバリュー mine」を組めるメリットもあります。
今月で最後となりそうな気配が濃厚なMNP争奪戦。
「更新月がまだ」「残債が残っている」という状況でも乗り換える価値は十分にあるため、一度店頭でトータルコストを見積もってもらうことをオススメします。
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