急速充電を実現する「USB PD」が、モバイルバッテリーを大きく変えました。
Anker渾身のUSB PD対応コンパクトモデルです。詳細は以下から。
今回レビューをお届けする「Anker PowerCore 10000 PD」の外箱。Ankerの他のモバイルバッテリーの外箱同様、とてもコンパクトです。
3000万人以上のユーザーに選ばれたAnker。18ヶ月の製品保証が付いています。
中に入っているのはAnker PowerCore 10000 PD本体、USB Type-C/Type-Cケーブル、ポーチ、取扱説明書。USB PD対応のType-Cケーブルが最初から同梱されているため、別途買う必要がない点もうれしいところです。
それではさっそくAnker PowerCore 10000 PD本体をチェック。「Anker PowerCore II 10000/20000」同様、表面に滑りにくく手になじみやすいストライプメッシュ加工を施すことで、持ちやすいのが特徴です。
充電用を兼ねたUSB Type-C端子とUSB端子を搭載。バッテリー残量を示すLEDランプはサイドにあります。
USB Type-C端子はUSB PD（5V/3A、9V/2A、15V/1.2A）対応で、USB端子はPowerIQ（5V/2A）対応。コンパクトながら合計28Wの大出力を実現した次世代のモバイルバッテリーで、安全性を示す「PSEマーク」を取得しています。
電源ボタンを2回続けて押す、または2秒間長押しすると「低電流モード」に切り替わってLEDランプの1つが緑色に。イヤホンなどの小型電子機器やウェアラブル機器を安全に充電できます。
10000mAhの大容量でiPhone XSを約3回、Galaxy S9を約2.5回、iPad Pro（2018）11インチモデルを約1回充電可能。USB PDによってiPhone XSを30分で最大50％まで急速充電できます。
Galaxy Note 9などを急速充電してみたところ。
なお、Anker PowerCore 10000 PDは本体がコンパクトなのも特徴。USB PD対応で大出力を実現したにもかかわらず、重さはわずか192グラム。世界最小＆最軽量クラスの1台です。
大容量・コンパクトを追求した1ポート、12W出力の「Anker PowerCore 10000 Redux（右）」と比べてもほとんど大きさが変わりません。
なお、「Anker PowerCore 10000 PD」はUSB PD対応アダプタと組み合わせると約3.5時間でフル充電可能。
USB PDとPowerIQ 2.0対応の「Anker PowerPort ll PD」や……
先日発売された超コンパクトな次世代USB PD充電器「Anker PowerPort Atom PD1」と組み合わせてみるのがオススメです。
気になる「Anker PowerCore 10000 PD」の本体価格は4599円で、USB PD対応のType-Cケーブルが入っていることを考えれば悪くない価格設定。USB PDで充電環境を統一するなら、今がチャンスです。
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