「Pocket WiFi」などのモバイルルーターがヒットし、昨年には半日程度駆動するモデルも相次いでリリースされましたが、丸一日という圧倒的な駆動時間を実現したLTEルーターが登場しました。詳細は以下から。
最大約24時間の連続通信が可能なLTEモバイルルータ「AtermMR03LN」を発売 (2014年1月24日):プレスリリース | NEC
NECおよびNECアクセステクニカのプレスリリースによると、同社は2月1日から新型モバイルLTEルーター「AtermMR03LN」を、「BIGLOBE LTE・3G」「@nifty do LTE」「ぷららモバイルLTE」およびイオンリテール向けに発売するそうです。
「AtermMR03LN」はNTTドコモが提供する800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2.1GHzのクアッドバンドLTEに対応しており、最大通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。IEEE802.11acに対応しており、ルーターと無線LAN対応機器間では最大433Mbpsで通信可能。
また、消費電力の少ないBluetoothを用いたテザリング機能によって、最大約24時間の通信が可能(Wi-Fi利用時は12時間)となるほか、「休止状態」では最大約1000時間、「ウェイティング」は最大約30時間と多様なモードで長時間使用が可能であるため、用途に応じて使い分けられます。
「AtermMR03LN」本体。LTEモバイルルータで国内最薄の約11mm(幅約64mm、奥行約111mm)、約105グラムの軽量コンパクトボディを実現。2.4インチQVGA(320×240)タッチパネルにより直感的に操作できます。
なお、デスクトップパソコンなどと組み合わせて、据え置きのホームルーターとして利用できるギガビットイーサ対応のクレードルも別売りで提供される予定です。
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