Huaweiがハイエンドスマホの出荷台数を縮小しつつあります。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、HuaweiはP30 Proを含む現行の「Huawei P30」シリーズの出荷台数を減らし始めているそうです。
これは5月に行ったKirin以外のプロセッサ(具体的にはクアルコムのSnapdragon、アメリカの禁輸措置により今後部材調達が困難に)を備えた低価格および中価格帯スマホの受注中止に続く措置。
新たな調査では今年10月以降発売の「Huawei Mate 30」シリーズの受注も削減し始めたことも明らかにされており、6.7インチQHD+有機ELディスプレイや最新プロセッサ「Kirin 985」、自社開発の5Gモデム「Balong 5000」を備えた5Gスマホの出鼻をくじかれる形となります。
ちなみにHuaweiのグローバル向けスマホ出荷台数は今年40~60%減少するとみられており、2018年に販売された2億6000万台のうち、約半分がグローバル向けだったため、トータルで6000万台程度減少する見通し。
アメリカの監視リストから外れない場合、Huaweiは「HongmengOS(別名ArkOS)」を採用したスマホをリリースする予定とされています。
また、Huaweiには「App Gallery」と呼ばれる独自のアプリ配信プラットフォームがあるものの、ArkOSで開発者サポートがどの程度提供されるのかは未知数です。
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