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全国展開するau「おもいでケータイ再起動」に込められた思いを振り返る、亡くなった母からの留守電を聞く人も

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昔使っていた携帯電話を充電して、保存されている写真などをプリントしてもらえるauの人気イベント「おもいでケータイ再起動」。
本日からau SHINJUKUで3年ぶりに実施される同イベントに込められた思いを振り返る説明会が行われました。詳細は以下から。

説明会の様子。


「期待を超える価値体験」を提供したいと考えるKDDIが2016年5月に公開したのが「auケータイ図鑑」の公開。



このイベントにあたって社員が昔の携帯電話を再起動してみたところ、思いのほか評価が高かったため、スタートすることとなったのが「おもいでケータイ再起動」です。



しかし最初のハードルとなったのが、「完全放電した携帯電話では充電できない」というところ。



そのハードルを越えたのが社員が発掘してきた電池パックの故障判定ツール「バッテリーテスター」です。

バッテリーテスターの実機。もともとはユーザーから「電池がもたない」などのクレームがあった際に、バッテリーをチェックするための機械でしたが、長い時を経て思い出をよみがえらせてくれるアイテムとして活用されることになりました。

バッテリーテスターの仕組みはこのムービーを見れば一目瞭然。実際にINFOBAR 2の電池を充電する試みが実施されました。

そのような経緯を経て実施されたのが、Buzzap!でもレポート記事をお届けした2016年7月の「おもいでケータイ再起動」トライアルです。


そのフィードバックを生かし、2017年8月(※スライドの2018年表記は誤り)から全国のKDDI直営店で開催。



すでに3000人以上が体験した「おもいでケータイ再起動」


「亡くなった母からの留守電」など涙なくしては語れないようなものをはじめ、さまざまなフィードバックが寄せられています。

なお、実際に泣き崩れる利用者はもちろん、喜びのあまりスタッフとハグする利用者や、ユーザーを大事にするauの姿勢に感極まってMNPする他社ユーザーまでいたそうです。

体験者たちの声をまとめたムービーはこんな感じ。「イベント応援に駆けつけたKDDI社員が、ユーザーの喜びの声を聞いて報われた気持ちになった」など、おもいでケータイ再起動は多くの人が幸せになるイベントです。

「大阪で行われたイベントに横浜や福岡から参加した人がいるほど」というと、どれだけの反響なのかが分かりやすいかもしれません。


あまりの好評を受け、KDDIは新たに47都道府県であらためておもいでケータイ再起動を実施することを表明。

出張版も企画されているので、ママサークルや同窓会などで応募してみるのも良さそうです。


おもいでケータイ再起動 あの日を思いだす。いまが動きだす。 | au

・質疑応答
読売新聞:
1日130組とのことだが、もう埋まっているのか。それは多いのか。
KDDI:
枠を150組に増やしましたが埋まりました。多いです。バッテリーテスターを通常5台用意するところ、11台にして対応しております。なかなか再起動が上手くいかないお客様がいても、「時間切れ」とシャットアウトしたくない気持ちが我々にもあります。今電話をいただいているお客様には、個別開催ができないか検討中です。
日経新聞:
バッテリーテスターをイベント用に作られたということですけれども、このイベントのためですか?
KDDI:
このイベントのためです。量産したテスターはイベント用に機能を特化・簡略化したものになります。
フリー太田:
利用者の年齢層や特徴は?イベント参加後に端末を回収することはあるのか。
KDDI:
40代以上の女性が多いです。お昼のテレビ番組などで取り上げられたことが影響しているのかもしれません。土日になると家族でいらっしゃる場合が多いです。ご要望の方には端末の回収も行っています。スマホにデータを移行する方は、リサイクルが前提です。
朝日新聞:
イベントでは何ができますか?再起動成功率は機種などによって異なる?
KDDI:
写真のプリントアウト、スマホへのデータ移行などができます。再起動できないのはバッテリーが膨らんでいる、水没反応がある、液晶が点灯しないなどの場合もあります。
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