年々膨れ上がる日本の社会保障費を抑え、国民の健康寿命も延ばす。
そんな理想的なデバイスが、京セラ研究者のほんの小さな気づきから生まれました。詳細は以下から。
CEATEC 2019の京セラブースで展示されていた「糖質ダイエットモニタ」。
ジャイロセンサー内蔵の非常にシンプルな構成のデバイスです。
使い方は簡単。脈を探して橈骨(とうこつ、手首にある骨)にセンサーを押し当てるだけです。
食事による脈波パターンの変化を利用して糖代謝の状態を推定することができ、糖尿病の防ぐことができるようになります。
実際に測定してみたところはこんな感じ。
詳しい仕組みはこちらを参照。
なお、興味深いのがこの「糖質ダイエットモニタ」が生まれた背景。ある日、京セラの研究員がスマホを手首に押しつければ脈拍を測れることに気づき、活用法を考えた結果だそうです。
日本だけでなく世界で問題となっている糖尿病およびその医療費。その解決の糸口がほんの小さなきっかけから見えたことは、なかなか面白い話ではないでしょうか。
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