2002年に生まれたファイル共有ソフト「Winny」などの利用者が、今なお多数いることが明らかになりました。詳細は以下から。
P2Pネットワーク上での情報流出に対するソリューションなどを提供してきたネットエージェント公式ブログが行ったP2Pソフトの利用状況調査によると、日本3大ソフト(Winny、Share、Perfect Dark)の利用者は今なおいるそうです。
これが2019年ゴールデンウィーク期間におけるP2Pソフト利用者数の2019年度版。Winnyで46000、Perfect Darkは30000、Shareに7000~8000程度のユーザーがいることが分かります。
しかしユーザー数の減少は否めず、ネットエージェント社もP2P調査サービスの提供を9月に終了。これらのソフトを巡って起きた事件は数多く、前述のブログでは振り返りが行われています。
ちなみにこれらのP2Pファイル共有ソフトはコンテンツ産業に絶大な影響を与えており、2012年には総務省などが違法ファイルに見せかけた注意喚起文を流通させる試みを実施するなどしていました。
定額制の動画配信サービス普及はもちろん、そもそもコンテンツを楽しむ環境がパソコンからスマホへシフトしたことなども大きく影響しているとみられるP2Pファイル共有ソフトユーザーの減少。
それでもなお根強く残るこれらのユーザーが、一体どのような層なのかが非常に気になるところです。
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